交通事故を装い示談金として現金をだまし取った罪などに問われている男3人の初公判 2人は起訴内容認め1人は一部否認

浜松市で交通事故を装い、示談金として現金をだまし取った罪などに問われている男3人の初公判が開かれ、2人は起訴内容を認め、1人は一部否認しました。

画像: 静岡地裁浜松支部

静岡地裁浜松支部

 起訴状などによりますと、浜松市北区の会社員の被告と住所不定無職の2人の被告は去年9月、浜松市で飲酒運転による交通事故を装い、示談金として車に同乗していた女性から現金150万円をだまし取った罪などに問われています。
 
 14日午後3人の初公判が地裁浜松支部で開かれ、会社員の被告は「具体的な被害者や手法を認識していなかった」と起訴内容を一部否認し、無職の2人の被告は起訴内容を認めました。

 会社員の被告の審理は即日結審し、検察は「偽装事故の練習をし、巧妙に計画された極めて悪質な犯行」として懲役2年6カ月を求刑しました。

 判決は来3月7日に言い渡されます。