元市長の供述は「二転三転」…弁護側「自白の信用性は認められない」と意見書提出 旧天竜林業高校贈収賄事件の再審請求の三者協議 浜松市

 旧天竜林業高校で起きた贈収賄事件の三者協議が行われ、検察は手書きの取り調べメモがない理由について、「不明」と回答しました。

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元市長の供述は「二転三転」…弁護側「自白の信用性は認められない」と意見書提出 旧天竜林業高校贈収賄事件の再審請求の三者協議 浜松市

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 この事件をめぐっては旧天竜市の中谷良作元市長が裁判のやり直しを求め、三者協議が続いています。16日午前、浜松簡易裁判所で開かれた三者協議で、中谷元市長が自白に至るまでの警察の手書きの取り調べメモが存在しない理由について、検察は「不明」と回答したということです。このメモについては、弁護側が開示を求めていましたが、検察はメモの存在自体を否定していました。

 また、弁護側は当初、容疑を否認していた中谷元市長が自白して以降、供述が二転三転しているとして「自白の信用性は認められない」とする補充の意見書を裁判所に提出したことを明らかにしました。

杉尾健太郎弁護士:「中谷(元市長)の場合は本当に二転三転している。これは中谷(元市長)がその場の思い付き、思い付きで語るものだから、大きな枠で渡したというところは動かないが、細かなディテールがくるくる変わっている。これは虚偽自白の典型的な特徴だと思います」