現場近くの建物から救出された男性の姿が…11人救助 捜索は1000人態勢で 静岡・熱海市の土石流災害の現場

 静岡県熱海市の土石流被害の現場では4日、消防・警察・海保・自衛隊などによる捜索活動が続いています。これまでに2人が死亡、依然およそ20人の行方が分かっていません。

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現場近くの建物から救出された男性の姿が…11人救助 捜索は1000人態勢で 静岡・熱海市の土石流災害の現場

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 引き続き警察・消防・自衛隊などによる捜索が続いています。

林輝彦アナウンサー:「午前9時前。土砂の搬出作業が進んでいる。3日午後6時時点では橋の手前まで土砂があったが、半日以上たった今は橋の上の瓦礫や土砂の搬出作業まで進んだ」

 土石流の発生から一夜明け、現場では朝から自衛隊や警察などおよそ1000人態勢で行方不明者の捜索が再開されています。

 そして4日午前9時半ごろ、現場近くの建物から救助される男性の姿が…。

徳丸徹カメラマン:「午前9時半ごろです。ビルにいた男性でしょうか、警察によって救助された模様です」

 熱海市によりますと、3日午前10時半ごろ、伊豆山地区で発生した土石流では少なくとも130軒の家屋や車などが巻き込まれました。これまでに
土砂が流れた先にある伊豆山港では女性2人の死亡が確認されています。

 また、土石流に巻き込まれた家屋などから男性6人、女性5人が救助されました。これまでに3人がけがをしています。行方が分からない人は、20人程度いるということです。

静岡県 杉山隆通危機報道官:「負傷者3名、いずれも中等傷。救出者が11名。何人か増える可能性がある」