浜松市の橋名板盗難被害はこれまでに37橋の128枚、被害額は640万円

静岡県内で橋の名前が書かれた金属のプレートの盗難被害が相次いでいる問題で、浜松市でも去年から被害が相次ぎ、20日までに128枚が盗まれていたことがわかりました。

 浜松市によりますと、盗まれたプレートは20日時点で37の橋の128枚で、被害額は640万円に上るということです。

 市民からの通報で、去年8月ごろから市が一斉点検したところ、去年11月ごろまでに26の橋で合わせて87枚が盗まれていたということです。

 その後被害は落ち着いていましたが、今年8月ごろから掛川市や湖西市などで同様の被害があったことを受け、再び点検したところ、20日までに新たに11の橋で41枚が盗まれていたということです。

 浜松市は判明している被害は警察に申告していて、今後被害届を提出するとしています。

 また、盗難対策としてプレートを固定するボルトをつぶす作業をしていて、今後は必要に応じて溶接による固定や、特殊なボルトへの交換も実施する方針です。