橋げた落下事故…原因はボルトの破断 事故調査委員会が中間報告 静岡市

 国道1号静清バイパスの橋げた落下事故で、国土交通省は事故調査委員会の中間報告書と再発防止策を公表しました。

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橋げた落下事故…原因はボルトの破断 事故調査委員会が中間報告 静岡市

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 7月、静岡市清水区の静清バイパスの高架化工事中に、長さおよそ63m、重さ140トンほどの鋼鉄製の橋げたが落下し、2人が死亡、6人が重軽傷を負いました。

 12日、事故調査委員会は橋げたと落下を防止する「セッティングビーム」という装置をつなぐボルトが破断したことが原因と結論付けました。そして、国は22日、中間報告と再発防止に向けての
とりまとめを公表しました。再発防止策では、橋げたを支えるサンドルを積んだ架台を安定した所に固定すること。また、橋げたをかける際は、支える橋脚やセッティングビームに伝わる力が変化しやすいため、計画を立てて管理することなどがまとめられました。