袴田事件と天竜林業高校事件…早期再審開始求める 浜松市で支援者らが集会
浜松市では冤罪を訴え、裁判のやり直しを求めている関係者と、その支援者らが集会を開き、早期の再審開始を訴えました。
きょうの集会には約50人が集まり、冒頭、袴田事件の弁護団の一人、西澤美和子弁護士が「最高裁に特別抗告して2年4カ月経っているので、再審を開始してほしい」と改めて訴えました。
また、14年前に旧天竜市の高校で起きた生徒の調査書の改ざんをめぐる贈収賄事件で、一貫して無罪を主張している元校長も会場を訪れ、「再審請求を地裁で棄却され、東京高裁に即時抗告したが4年も経っている」という現状を説明し、早期の再審開始を訴えました。