焼津港の冷凍カツオ78トン1240万円相当を盗んだ罪に問われた運送会社社長に 懲役2年6カ月執行猶予3年の判決

焼津漁港で起きた冷凍カツオ窃盗事件で、いわゆる第3ルートに関与した罪に問われた運送会社社長の男に静岡地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 焼津市の運送会社社長の被告はおととし3月、焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオ、あわせておよそ78トン時価1240万円相当を、本来必要な計量をせずにトラックに積み、盗んだ罪に問われていました。

 28日の判決で静岡地裁の国井恒志裁判長は「被告は主体的な役割を担っていて被害も重大」とした一方で、「被害額の一部を弁償している」として懲役2年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。