空き巣容疑の28歳ブラジル人の男の捜査終結 38件を書類送検、被害総額860万円 静岡県警
3月に窃盗などの疑いで逮捕されたブラジル国籍の男が、2021年の1月下旬から逮捕されるまでの間に、静岡県や愛知県で盗みを繰り返し、現金およそ550万円などを盗んだとして、書類を検察庁に送られれました。
愛知県豊橋市のブラジル国籍の28歳の無職の男は今年3月、磐田市内の住宅に侵入し、腕時計など11点=時価総額100万円相当を盗んだとして逮捕されました。警察によりますと、その後の捜査で、男が2021年から3月に逮捕されるまでの間、静岡県西部地域や愛知県を中心に住宅や倉庫で同様の犯行を繰り返していた疑いがあることが分かりました。警察は29日までに、男が関与したとみられる38件の事件について全て書類送検しました。
警察によりますと、男はこれまでに現金550万円を盗んだほか、腕時計や草刈り機など170点を盗んだ疑いが持たれていて、被害額は860万円に上るということです。