女性警察官宅に侵入し、小型カメラを設置し盗撮したなどの罪に問われている元警察官は初公判で起訴内容を認める

女性の自宅に侵入し、小型カメラを付けて盗撮したなどの罪に問われている元警察官の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

 起訴状などによりますと、元三島警察署刑事課の警部補の被告(36)は、去年6月県東部の女性警察官の家に鍵の形状などを撮影するため、無施錠だった玄関から侵入。

 今年2月と4月には不正に作った合鍵で女性宅へ侵入し、浴室付近に小型カメラを設置して盗撮したほか、Tシャツを盗んだ罪に問われています。

 18日地裁沼津支部で開かれた初公判で、被告は「間違いはありません」と起訴内容を認めました。

 続く冒頭陳述で検察側は「被告人は合鍵を作れば再度侵入出来るなどと考え、無施錠の玄関ドアから侵入し、撮影した予備の鍵の画像を元に業者から合鍵を入手。その後、裸体を撮影したいなどと考え小型カメラを設置し、撮影したデータをパソコンに保存した」などと指摘しました。

静岡地裁沼津支部