児童3人の事故現場で警察官が交通指導 「歩行者保護を第一で運転して」 浜松市
浜松市で27日、下校中の小学生3人が軽乗用車にはねられ、1人が重体となっている事故を受け、静岡県警は27日午後、現場付近で交通指導を実施しました。
27日午後2時半頃、浜松市南区若林町の市道で、下校中の小学2年生の男女3人が後ろから来た軽乗用車にはねられました。この事故で、男の子1人が意識不明の重体、他の2人が骨折などの重傷となっていて、捜査関係者などによりますと、3人は路側帯の内側を歩いていたとみられています。
県警は過失運転致傷の疑いで、車を運転していた75歳の無職の男を現行犯逮捕しました。
事故から一夜、現場付近では県警が事故が起きた時間帯に合わせて、50人態勢でパトロールや交通指導を実施。速度違反の取り締まりやドライバーへの注意喚起のほか、浜松市職員も道路の測量を行いました。
浜松東警察署 須田克彦交通課長:「児童が被害に遭う交通事故は社会的にも反響が大きい。歩行者保護を第一に考えて運転してほしい」