架空の工事で220万円だまし取った疑い…ザ・トーカイ元社員を詐欺容疑で再逮捕 社内調査では被害は1億7300万円 静岡

 架空の工事を発注し、現金およそ220万円をだまし取ったとして、TOKAIホールディングス子会社の元社員らが再逮捕されました。

 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、TOKAIホールディングス子会社のザ・トーカイ元社員の男(44)と静岡・焼津市の建設業の男(58)です。警察によると、2019年11月中旬から翌年1月下旬の間、ザ・トーカイが受注した大学の空調設備工事で、実際は他の業者が全て施工するにも関わらず、元社員の男が建設業の男に架空の工事を発注し、工事代金として2回にわたって現金およそ220万円をだまし取った疑いが持たれています。

 TOKAIホールディングスの社内調査委員会の報告によると、元社員の男が得ていた不正な利益は総額およそ1億7300万円にのぼるということです。

送検されるザ・トーカイ元社員の男
送検されるザ・トーカイ元社員の男