警察官がお年寄りを装い受け渡し場所へ…声をかけてきた受け子と見張り役を逮捕 2人に面識なし 浜松市

 いわゆるオレオレ詐欺で、浜松市内に住む75歳の男性から現金200万円をだまし取ろうとした疑いで、22歳と21歳の男が逮捕されました。2人は受け子と見張り役とみられています。

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 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、住所不詳の22歳の男と、自称・東京都八王子市内に住むアルバイト従業員の21歳の男です。

 警察によると、25日の昼前、浜松市中区に暮らす75歳の男性の自宅に、息子を名乗る男から「JR浜松駅まで現金を持って来てもらいたい」などと電話がありました。不審に思った男性は警察に相談し、駆け付けた捜査員がその後の電話に男性のふりをして対応。最終的に、現金200万円の受け渡し場所に指定されたJR浜松駅にも男性に変装した捜査員が向かい、声をかけて来た22歳の男と、距離を置いて周辺を見張っていた21歳の男をそれぞれ詐欺未遂の疑いで逮捕しました。

 警察の調べに対して2人は容疑を認めています。2人に面識はないとみられ、警察は共犯の存在や余罪についても調べを進めています。