焼き鳥料理の飲食店で食中毒　加熱不十分な鶏肉料理が原因か　静岡県藤枝市

静岡県藤枝市の飲食店で串焼きなどを食べた客5人が食中毒と診断され、静岡県の保健所はこの店に当分の間営業禁止を命じました。

　食中毒が発生したのは藤枝市の飲食店です。

　県によりますと、4月27日に食事をした8人のグループのうち、5人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えました。

　5人は、白レバーやねぎまの串焼きなど鶏肉料理を食べていました。

　その後の検査で患者の排泄物からカンピロバクターが検出され、保健所はこの店に対して当分の間、営業禁止を命じました。

　今年に入ってから食中毒の発生は初めてです。

　5人はいずれも快方に向かっているということです。

　県は「加熱不十分な鶏肉料理は避けて、よく加熱されたものを選ぶよう」注意を呼びかけています。