沼津市の容疑者は電動のこぎりを購入し自宅で被害者を切断か 殺害後家族不在の自宅へ運び入れたか

知人女性の遺体を遺棄したとして、沼津市の男が逮捕された事件。男は電動のこぎりを購入し、自宅の風呂場で遺体を切断したとみられています。

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 知人女性の遺体を自宅に遺棄したとして、沼津市の男が逮捕されてから28日で5日。

 容疑者の自宅前には、28日も規制線が張られ厳戒態勢が続いていました。

 沼津市の会社員の男(31)は、知人で磐田市の会社員の女性(33)の遺体を自宅に遺棄した疑いで、逮捕・送検されています。

 女性の遺体は複数に切断され、男の自宅ベランダなどから見つかりました。

 その後の捜査関係者への取材で、男が女性を殺害した後、家族が不在にしている自宅に女性の遺体を運び入れ、風呂場で電動のこぎりを使って切断したとみられることが新たに分かりました。

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ON 近隣住民
「(事件当日の午後)8時から10時ぐらいかな。ドスンドスンとかバタンバタンとかそういう音が聞こえたのは未だかつて初めてだった。何かおかしいなと思って」

 捜査関係者によりますと、電動のこぎりは女性殺害後に購入したもので、男は車の中で女性の頭を鈍器で殴り、車内にあったスマートフォンの充電コードで首を絞めて殺害したとみられます。

 捜査関係者によりますと、2人は交際関係にあり、別れ話をめぐってトラブルになったとみられています。

 また、女性は男と借りた金をめぐって揉めていると、周囲に話していたそうです。

 女性の車が見つかったのは男の自宅からおよそ300メートル離れたコインパーキング。

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 女性は車内で男に殺害されたとみられています。

 駐車場を毎日利用しているという男性は、男が遺体を遺棄した翌日、22日早朝の異変を目撃していました。

駐車場の利用者:
「朝来たらいつもだとここは誰もいないが、その時だけは大勢の人がいた。同僚が来た時には浜松ナンバーの警察車両があったと言っていた」

Q.どんなことを警察は調べていた?

「足跡とか車の指紋を取ったりしていた。ちょっとびっくりですよね。驚いています」

 警察は男の犯行前後の足取りや計画性について慎重に捜査しています。

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