有料放送を見られるように「BーCAS」カードを不正に改変か 静岡市の男性4人を書類送検

 デジタルテレビの視聴に必要な「BーCAS」カードを不正に改変し、有料放送を見られるようにしたなどとして、静岡市葵区の会社員の男性ら4人が書類送検されました。

画像: 静岡県警提供

静岡県警提供

 私電磁的記録不正作出などの疑いで書類送検されたのは、いずれも静岡市葵区に住む50歳の会社員の男性と47歳の会社員の男性、65歳の会社役員の男性、それに43歳の会社員の男性です。

 警察によりますと、50歳の男性は去年6月ごろに自宅で「BーCAS」カードを有料の衛星放送が見られるように不正に改変し、利益を得る目的で他の3人にカードを引き渡した疑いが持たれているほか、受け取った3人は、それぞれの自宅でそのカードを使って有料放送を見られるようにした疑いが持たれています。

 50歳の男性は1枚2000円を受け取り、改変した「BーCAS」カードを他の3人に渡していたということです。

 匿名の情報提供を受け、警察が捜査を進めていました。男性4人はいずれも容疑を認めているということです。