静岡県内外で58件の窃盗事件 一人の男が空き巣を繰り返し総額1240万円相当を盗んだ疑い

浜松市を中心に静岡県内外の住宅で起きていた窃盗事件で、静岡県警の合同捜査班は58件の被害を裏付け捜査を終結しました。被害額は、およそ1240万円に上ります。

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 邸宅侵入の疑いですでに逮捕されている横浜市生まれで住所不定・無職の容疑者(45)は、おととし11月ごろから去年10月までの間に、浜松市を中心とする静岡県や愛知県の住宅や空き家に侵入し、現金や貴金属を盗んでいた疑いがもたれています。

 警察によりますと、容疑者は1人で車で犯行現場に向かい、インターホンを押して不在を確認してから、工具で窓を割り鍵を開けて侵入していたとみられています。

 被害件数は、合わせて58件で現金およそ310万円、財布やネックレスなど428点=時価930万円相当を盗んだということです。

 容疑者は、買い取りを行う店舗で盗んだ貴金属などを販売し、現金に換えていたとみられ、「生活費や遊興費に使っていた」と話しているということです。