詐欺電話対応訓練 警察官が犯人役の電話その後種明かしの電話で対応の善しあしを指摘 静岡・富士宮市

静岡県富士宮市では企業と警察と市が連携して「詐欺電話対応訓練」が行われました。

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詐欺電話対応訓練 警察官が犯人役の電話その後種明かしの電話で対応の善しあしを指摘 静岡・富士宮市

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犯人役:
「警察官が行きますんで、家にあるキャッシュカード、クレジットカードを集めて渡してください」

 静岡ガスと富士宮市は去年7月市民の安全・安心に関する「包括連携協定」を締結しており、今回富士宮警察署の協力のもと訓練を実施しました。

 警察官が「犯人」に扮して、事前に承諾を得ている訓練参加者の家に警察官をかたり、キャッシュカードをだましとる内容の詐欺電話をかけます。

 その後静岡ガスの女性が「タネあかし」の電話をかけて、「警察官」が参加者の対応の良い点・悪い点を指摘しました。

 参加者の一人は「訓練と分かっていたので電話の話を長く聞いてしまった。実際かかってきたら早々に切り留守電機能を使おうと思う」などと話していました。

富士宮警察署 秋山友昭生活安全課長:
「サギの電話は今年に入ってからも増えています。自分のところに電話が掛かってくる気持ちで、もし掛かってきてもだまされない。毅然と電話を切る対応をしていただきたい」

 富士宮警察署では今後も企業・行政と連携しながら詐欺対応訓練を行っていく予定です。