同僚の頭を角材で殴り死亡させたとして傷害致死の罪に問われている被告は起訴内容の一部を否認 静岡地裁沼津支部
静岡県御殿場市内の資材置き場で、同僚の男性の頭部を角材のようなもので殴り、死亡させた罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。
起訴状によりますと小山町の建設作業員の被告(27)は、去年3月御殿場市内の資材置き場で、同僚の男性(当時30歳)の頭部を角材のようなもので殴り、頭蓋骨骨折の傷害を負わせて死亡させた傷害致死の罪に問われています。
地裁沼津支部で開かれた初公判で、被告は「頭部を狙って振り下ろしたわけではない」などと、起訴内容を一部否認しました。
続く冒頭陳述で、検察側は「目撃者の証言から、謝罪のため地面に両手と両ひざを付き、頭を下げた被害者の頭頂部に向かって、角材のようなものを振り下ろした」と主張しました。