裾野市や小山町など静岡県東部で農業用用水路の鉄製のふたが相次いで盗まれる 静岡県が警察に被害届を提出
静岡県東部で農業用の用水路に設置されている鉄製の蓋が盗まれる被害が相次いでいます。
静岡県によりますと、盗まれたのは農業用の用水路で、水路の接続や水を集める役割を持つ「ます」部分にふたをする鉄板で、6日小山町中日向で14枚、10日用沢で10枚がなくなっていることがわかりました。
被害額は24枚で、あわせて110万円にのぼり警察に被害届を出しています。
また13日に裾野市深良の田んぼの区画を整理している地区でも同様の被害があり、鉄製の蓋が17枚が盗まれました。
被害額は125万円で、近くで農作業をしていた農家からの通報で発覚し、警察に被害届を出しています。
静岡県は人が落ちるのを防ぐためバリケードを設置していて、同様の被害がほかにもないか確認するため県内全ての農林事務所に点検を依頼しているということです。