小学生3人をはねて重傷を負わせた被告に対し禁錮1年2カ月を求刑 弁護側は執行猶予求める 静岡地裁浜松支部

浜松市で去年小学生3人を車ではね、重傷を負わせた罪に問われている70代の男に対し、検察は禁錮1年2ヵ月を求刑しました。

 起訴状などによりますと、浜松市の無職の被告(76)は去年10月浜松市内で車を運転中、前方などへの注意を怠り、下校中の小学2年生の男女3人をはね、全治2ヵ月から6ヵ月の重傷を負わせた罪に問われています。

 地裁浜松支部で開かれた初公判で被告は、「間違いないです」と起訴内容を認めました。

 検察は後遺症が残るなど「結果は重大」だとして禁錮1年2カ月を求刑しました。

 一方、弁護側は「2度と運転しないと誓っている」として、執行猶予付きの判決を求めました。

 判決は23日です。

静岡地裁浜松支部
静岡地裁浜松支部