静岡県の調査員が世帯主の名前が記載された一覧表を紛失 21世帯分

 国の委託で静岡県が行う労働力調査の調査員が、世帯主の名前が記載された一覧表を紛失したことがわかりました。

 県によりますと紛失が発覚したのは、総務省が都道府県を通じて毎月実施している、労働力調査の調査票を対象世帯に配布する際に、調査員が持ち歩く調査世帯一覧表です。

 紛失した一覧表はA4サイズの黄色い用紙2枚で、21世帯の世帯主の名前が記載されていました。

 5月19日、調査員が自宅で一覧表がないことに気付き、焼津市内で紛失したとみられ、警察に届け出をしたということです。

 これまでに一覧表は見つかっておらず、記載があった世帯に謝罪をしたということです。

 県は「管理が行き渡らず反省している。文書や研修会などで再度、書類の管理徹底の周知に努める」としています。

静岡県庁
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