無許可でレッカー業を営んだ被告に検察は懲役2年と罰金100万円を求刑 弁護側は執行猶予求める静岡地裁
無許可でレッカー業を営んだ罪などに問われている男の裁判で、検察は男に懲役2年と罰金を求刑しました。
起訴状などによりますと、藤枝市のレッカー業の被告(40)は、おととしから去年の間、3回に渡り無許可でレッカー業を営んだほか、客から使っていない高速代金をだまし取ったなどとされています。
静岡地裁で開かれた裁判で検察側は「違法性を認識しながら売り上げを伸ばすため犯行に及んだ」と指摘しました。
そのうえで「身勝手で欲にまみれた動機は悪質」として、被告に懲役2年と罰金100万円を、被告が経営する会社に罰金100万円を、それぞれ求刑しました。
一方弁護側は、一部の被害者と示談が成立している などとして、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は7月9日に言い渡されます。