瓶が割れた調味料をそのまま使用 小学校の給食にガラス片が混入 児童が口に入れたもののけがなし 浜松市立鴨江小学校

浜松市の小学校で給食にガラス片が混入していたことが分かりました。調理担当者が割れた瓶の中身を使用していたということです。

 浜松市によりますと、市立鴨江小学校で10日に提供された給食の回鍋肉2食分に、5ミリから1センチほどのガラス片が混入していたということです。

 このうち4年生の児童は口に入れましたが、かまずに出したためけがはなかったということです。

 校内の給食室で調理の過程で割れた豆板醤の瓶の破片が混入したと見られています。

 市教育委員会によりますと、調理担当者が別の職員や校長に相談することなく割れた瓶の中身をそのまま使用したということです。

 マニュアルでは安全のため容器が破損した場合、別の食材を使うことが決められていますが、瓶を落とした調理員は「気が動転していた」と説明しているということです。

 教育委員会は担当者の処分や職員への研修などを進め再発防止に努めるということです。