アユ釣り大会の監視をしていた74歳の男性が溺れ死亡 流されたさおを拾おうと川に入る 静岡・伊豆市狩野川

静岡県伊豆市の狩野川でアユ釣り大会の監視をしていた74歳の男性が、さおを拾おうと川に入って溺れ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 15日午後1時10分ごろ伊豆市松ヶ瀬の狩野川で、「釣りの大会で監視をしていた男性が流され、呼吸をしていない」と消防に通報がありました。

 警察などによりますと、溺れたのは伊豆の国市富士見の男性(74)で、搬送された病院で死亡が確認されました。

 狩野川では15日アユ釣り大会が行われていて、男性は上流部で監視をしていましたが、流されているさおを拾おうとして川に入り、200メートルから300メートル流されたということです。

 川の水深はおよそ1メートルで、男性が溺れているのに気づいた大会関係者が、岸から9mほど離れた中州に男性を引き上げたといことです。 

 警察は溺死とみています。

伊豆市 狩野川