複数の部下にパワハラ 幹部自衛官を停職処分 静岡県・陸上自衛隊富士駐屯地
複数の部下にパワハラをしたとして、陸上自衛隊富士駐屯地は幹部自衛官を停職処分としました。
停職3日の懲戒処分を受けたのは、情報学校の50代の1等陸佐です。
富士駐屯地によりますと、1等陸佐は2022年8月から2023年2月ごろの間、複数の部下に「陸曹レベルだ」などと大声で暴言を吐いたり、休日出勤をしなければ処理できないほどの書類作成を命じたりしたということです。
パワハラ被害を受けた部下が、別の隊員に相談したことで発覚しました。
1等陸佐は「部下が指示に従わなかったためやった。深く反省している」と話しているということです。
富士駐屯地は人物が特定されるとして1等陸佐の性別などを明らかにしていません。
また、陸上自衛隊板妻駐屯地は34歳の男性2等陸曹が部下に平手打ちをしたとして、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。