【袴田事件再審無罪判決】静岡地裁は5点の衣類など3つのねつ造を認定

58年前の1966年に一家4人が殺害された袴田事件」で
死刑が確定している袴田巖さんの再審=やり直しの裁判で
静岡地裁は無罪判決を言い渡し、5点の衣類についてねつ造を認めました

 26日午後2時から始まった再審の判決公判で、静岡地裁の国井恒志裁判長は5点の衣類などや袴田さんの実家から見つかった共布などについて、3つのねつ造を認定しました。

・犯行着衣とされた5点の衣類が1年以上みそにつかると赤みが残ることはない。

・実家から見つかったズボンの共布は捜査機関によるねつ造。

・袴田さんの自白、黙秘権があるはずだったが追い詰めて自首させた。