【袴田巌さん再審】判決公判を目前に控え浜松市で支援者集会 ひで子さん「裁判が終わることがうれしい」

いわゆる袴田事件は、26日にやり直し裁判の判決を迎えます。袴田さんの姉・ひで子さんは、支援者に判決への思いを述べました。

 1966年、旧清水市で一家4人が殺害された袴田事件では、袴田巌さん(88)の死刑が確定しましたが、去年10月に再審が始まり、来週26日に判決が出されます。

 この判決公判を目前に控えた21日、浜松市では、支援者集会が開かれ、ひで子さんは裁判が終わることへの思いを語りました。

ひで子さん:
「泣いても悲しんでも判決は判決。裁判が終わることが本当にうれしい。58年闘ってきましたから。」

 一方、袴田弁護団の小川秀世弁護士は、無罪判決が出されれば、国家賠償訴訟も検討していると明かしました。