中国籍の男4人の「白タク行為」を手助けしたとして都内の旅行手配業の会社と女社長を逮捕 客の信用を得るため会社名を貸した疑い
静岡県熱海市の花火大会で、いわゆる「白タク行為」をした中国籍の男4人を手助けしたとして、都内にある会社と43歳の社長の女が類送検されました。
道路運送法違反ほう助の疑いで書類送検されたのは、東京都北区にある旅行手配業の会社とその会社の社長で43歳の女です。
警察によりますと、社長の女は逮捕されていた中国籍の4人の男が無許可でタクシー営業をするいわゆる「白タク行為」をする際、客の信用を得る目的で、会社の名前を使用することを認め、犯行を手助けした疑いがもたれています。
中国籍の男らを巡っては、8月の熱海海上花火大会で白タク行為を行ったとして逮捕され、その後、略式起訴されています。
警察が犯行に使われた車の中を調べたところ、男らが立ち寄った伊東市の大室山のロープウエイの領収書が見つかり、その宛名に会社の名前が書かれていたことで関与が発覚しました。
女は「会社の名前を貸すことで仕事をやりやすくしていた」と容疑を認めているということです。