末端価格2億2400万円相当の覚せい剤を押収 イラン国籍の2人の男を逮捕 今年の県内最多押収量、販売目的で密輸か

押収量としては今年静岡県内最多です。およそ3.8キロの覚醒剤を販売目的で密輸したなどとして、イラン国籍の男2人が逮捕されました。

 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、無職のイラン国籍の男(40)です。

 男は11月2日、イギリスから覚醒剤およそ3・8キロを販売目的で密輸した疑いが持たれています。

 警察によりますと、中部国際空港に届いた荷物を税関職員が検査したところ、フェルトに染み込んだ覚醒剤を発見。

 警察が中身をすり替えた荷物を追跡したところ、11月11日磐田市の借家の玄関先に置き配された荷物を男が取りに来たため、その場で現行犯逮捕しました。

 その後の捜査で密輸に関与した疑いが強まったということです。

 また、警察は男とともに現場に現れた別のイラン国籍の男(50)も麻薬特例法違反の疑いで逮捕しました。

 3・8キロの覚醒剤は今年県内で押収された量としては最多で、末端価格にしておよそ2億2400万円に上るということです。

画像: 押収された覚醒剤

押収された覚醒剤