袴田巌さんの主任弁護人・小川秀世弁護士が捜査を検証する手法~取り調べの全般録画などの導入を訴える

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袴田巌さんの主任弁護人が静岡市で講演しました。

 小川秀世弁護士は裁判でねつ造と指摘された5点の衣類や自白調書などを例に出して、捜査を検証できないことが問題だとし、取り調べ全般を録画することなどを訴えました。

袴田さんの主任弁護人 小川秀世弁護士:
「裁判では真実が見られなくなって、うその証拠や事実で満ちあふれた。だから裁判所が判断を誤るし、袴田さんが無罪とされるまで、恐ろしく時間を使ってしまった」

 袴田さんは47年7カ月間拘束されていて、国に2億1700万円余りの補償金などを求めています。

袴田さんの主任弁護士 小川秀世弁護士:
「袴田さんが受けたことを思えば、全然補償とは言えないようなものだと思う。」