多くの犬を飼育して逮捕された女 3年ほど前から保健所の指導を拒否 静岡・富士市
静岡県富士市で多数の犬を虐待したとして女が逮捕された事件で、女が3年ほど前から保健所の衛生指導を拒否していたことが分かりました。
富士市の51歳の無職の女は4月27日、自宅で小型犬など85匹を適正な密度を超えた状態で飼育するなどして、虐待した疑いが持たれています。富士保健所は2013年ごろから女の自宅を訪れるなどして、30回以上にわたり衛生環境の改善や繁殖制限の指導を行っていました。女は3年ほど前から保健所の立ち入り検査を拒否するようになったということです。
保健所の担当者は「金銭的な事情で去勢手術ができず、多頭飼育に陥るケースもある」と話しています。