漁協職員や水産加工会社元社長らを窃盗の罪で起訴 他社が水揚げした冷凍カツオ4トンを抜き取ったか 静岡・焼津市

 静岡県焼津市の漁港で、冷凍カツオ4トン余りを盗んだとして焼津漁協の職員ら5人が起訴されました。

画像: 漁協職員や水産加工会社元社長らを窃盗の罪で起訴 他社が水揚げした冷凍カツオ4トンを抜き取ったか   静岡・焼津市

 起訴されたのは、焼津漁協の40歳の職員と市内の水産加工会社の60歳の元社長と元役員、それに別会社のトラック運転手らあわせて5人です。

 起訴状によりますと、5人は2月、焼津漁港で他の会社が水揚げした冷凍カツオ4トン余りを盗んだとして、窃盗の罪に問われています。

 漁協職員は計量部門の担当で、これまでの捜査ではこの職員や水産会社の元社長から指示を受けたトラック運転手が、漁港の計量所を通過せずにカツオを抜き取っていたとみられています。