高校生が薬物乱用防止の啓発活動　静岡・沼津市

　高校生らによる薬物乱用防止の啓発活動が静岡県沼津市で行われました。

　ＪＲ沼津駅北口で、沼津警察署員らと一緒に薬物乱用防止を訴える除菌シートなどを配ったのは、加藤学園、桐陽高校の生徒です。

　県東部保健所などと連携し、若年層をターゲットにして加藤学園は違法薬物を使ってはいけないことが一目で分かるデザインを、桐陽高校はオーバードーズをしないよう訴えるデザインを啓発グッズに盛り込みました。

●加藤学園　植松宗治郎さん（２年）：
「薬物乱用が減ることはもちろんですが、多くの人に薬物乱用（の恐ろしさ）を知ってもらいたい」

●桐陽高校　飯田真緒さん（２年）：
「自分たちと同じ年齢でも薬物乱用が増えていると聞いたので、なくなっていけたらいい」

●東部地区薬物乱用防止指導員協議会会長　山本文博さん：
「苦しみから逃れたい自殺願望なんです。困ったら薬剤師に聞いてみてほしい」