「行政責任をしっかり追及していく」静岡・熱海市土石流 被害者の会が県と熱海市に損害賠償求め集団提訴する方針
静岡県熱海市で起きた土石流災害の「被害者の会」の弁護団が行政に対する損害賠償請求の住民説明会を開き、来月中に提訴する方針を明らかにしました。
14日夜の説明会には被災した伊豆山地区の住民らおよそ50人が参加しました。先月3日、被害者の会は土石流の原因とみられる違法に造成された盛り土を放置したなどとして新たに静岡県と熱海市に損害賠償を求め集団提訴する方針を決めています。
14日は弁護団が新たに原告に加わる意向の被災者らに対して行政の過失などについて改めて説明を行いました。そして当初、予定していた今月中の提訴を説明や手続きに十分な時間をとるため来月中とする方針を示しました。
被害者の会 加藤博太郎弁護士「しっかりと行政訴訟これから進めていくにあたって一致団結しないといけない(行政責任を)しっかり追及していくことが今後の様々な事件でも大事になりますので」