元JA富士市に不正に開設された口座は逮捕された元職員の親族名義 着服した現金の隠ぺいのために利用か
2680万円の預金口座を不正に開設したとして、元JA富士市の職員3人が逮捕された事件で、口座は元職員の親族名義で作られていたことがわかりました。
元JA富士市の支店長(59)と元職員2人は、2017年4月7日ごろ当時のJA富士市の支店で2680万円
の預け入れがあったとするうその情報で口座を開設し、不正に利益を得た疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、口座は元職員の親族名義だったということです。
3人は元職員が顧客から預かっていた現金を着服し、隠ぺいするために預け入れがあったとする
うその口座を作ったとみられています。
また、預け入れと同じ金額の架空の担保貸し付けも装い、入出金の帳尻を合わせた可能性もあるということです。