暴力団桜井総家の総長を逮捕 暴力団であることを隠して露店出店の権利をだまし取った詐欺の疑い

実質的な経営が暴力団であることを隠して祭りに露店を出したとして暴力団総長の男が逮捕されました。

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 詐欺の疑いで逮捕されたのは富士市に住む暴力団桜井総家の総長(59)です。

 総長はすでに逮捕されている暴力団の組員や県東部イベント商業組合の代表らと共謀して、去年7月の沼津夏まつり狩野川花火大会や、去年8月の三嶋大祭りで実質的な経営が暴力団であることを隠して、不正に露店を出店した疑いが持たれています。
 
 警察によりますと、総長はイベント組合を実質的に支配していて、露店の出店についても決定権があったということです。

 警察は店からの出店料も2つの祭りを合わせて1200万円程度受け取っていたとみていて、調べを進めています。