防犯カメラがとらえた強盗傷害事件 万引きした男が豹変してコンビニオーナーに襲いかかった 浜松市中央区
万引きしたのは「人生が変わる本」でした。浜松市のコンビニで起きた強盗致傷事件。逮捕された男が暴行する一部始終を、防犯カメラが捉えていました。
被害にあったオーナー:
「なんかやんのか?という感じになり殴りかかってきた。痛かったですね」
これは、浜松市内にあるコンビニの防犯カメラ映像です。
オーナーの男性と何か言い争っているような男。
すると次の瞬間!!
男が突然オーナーに暴行。
さらに・・・。
持っていた警棒のようなものを伸ばし再び殴りかかりました。

和田佳代子記者
和田佳代子記者:
「事件現場は住宅街の一角にあるこちらのコンビニで、交差点に面していて、交通量がかなり多いです。」
12日午前、浜松市中央区のコンビニで、万引きをした男を呼び止めたオーナーの男性が殴られ、けがをする強盗致傷事件が発生。
被害にあったコンビニオーナー:
「買い物された後に商品を品定めするように店内をうろうろしていたところを、買った商品の袋の中に(何かを)入れたのを目撃した」
暴行を加えた男はその後、車で現場から逃走しました。
和田佳代子記者:
「入り口付近でコンビニオーナーの男性を殴った後、車に乗り込み急発信させ、あちらの方向に逃げていったということです」

豹変した万引き男
警察は事件から40分後、現場から6キロ離れたガソリンスタンドで給油をしていた市内に住む自称・経営者の男(64)を強盗致傷の疑いで緊急逮捕しました。
豹変(ひょうへん)した万引き犯。いったい何があったのでしょうか?
暴行を受けたコンビニオーナーが語った“異変”とは…。
被害にあったコンビニオーナー:
「外に出た瞬間に「万引きされましたよね」と声をかけた。その時は「そんなの盗ってねぇよ」「戻せばいいんだろ」と店内に入って商品を戻した。」
ところが、容疑者の態度が豹変したといいます。
被害にあったコンビニオーナー:
「警察を呼ばないといけないので裏に来てくださいと言ったら「なんだやんのかお前」という感じになって、殴りかかってきた。警察を呼ばれたくなかったというのがひとつなのかと。」
警棒のようなもので十数回殴られたオーナーの男性。
頭は赤く腫れあがっています。

男が手にしたものは
万引きから発展した強盗致傷事件。
当時、男が手にしていた商品とは・・・。
被害にあったコンビニオーナー:
「カッターと「人体の仕組みがわかる本」というのと、「人生が変わる本」」
警察は男の認否を明らかにしていません。
