静清バイパスの交通規制午前5時に解除 近隣の住民からは安どの声 静岡市清水区
静岡市清水区の国道1号静清バイパスで、橋げたが落下し8人が死傷した事故で、2日朝現場付近の通行規制が解除されました。
「午前四時半前です。通行規制解除にむけ作業員が表示版などの撤去作業を行っています」
7月6日高架化工事中だった静岡市清水区の国道1号静清バイパスで、長さ63m、重さ140トンの橋げたが落下し、作業員2人が死亡、6人が重軽傷を負いました。
現場付近では下り車線を通行止めにして、上り車線を片側1車線の対面通行に規制されていました。
和田佳代子記者:
「午前四時半すぎです。事故の影響でおよそ1ヶ月間、封鎖されていたこちら道路ですが、先程通行規制が解除され、続々と車が通っていきます」
静岡国道事務所によりますと、落下した橋げたの分割・搬出は7月29日に完了。1日夜路面の補修が終わり、2日午前4時20分ごろ下りが解除され、午前5時すぎに上りも解除されました。
住民からは喜びの声
近隣住民80代:
「開通したってことだから通ってみようかなと思って来ました。渋滞がひどかったですよね。開通して渋滞も解消されてよかったなと思ってます」
近隣住民70代:
「(道路が)きれいになったどうかな(橋げた)が落ちたからどの程度やられてるかと思ったけど、やられてないねあんまね。きょうは(道が)きれいに(なって)通れたからね。結構だよいいことだよね」
近隣住民70代:
「交通渋滞してるから、結構他の道を通っていたから、便利になったと思う」
一方、警察は業務上過失致死傷の疑いで捜査を続けていて、清水港へ移動し保管している橋げたを引き続き詳しく調べる方針です。