【浜名湖高校生殺人】22歳の被告「怖くて共犯者の男を止められなかった」と供述 静岡地裁浜松支部 被告人質問

2024年2月男子高校生を殺害した罪に問われている22歳の被告は4日の裁判で「怖くて共犯者の男を止められなかった」などと話しました。

 起訴状などによりますと、被告(22)は2024年2月フィリピン人の男と共謀して、当時高校2年生の男性(17)に暴行し、川に転落させて殺害した罪に問われています。

 4日の裁判で被告は、男性が亡くなったことをニュースで知り「怖くなった。自分のしたことの責任の重さを感じた」と話しました。

 また、男性の父親から「なぜ初めて会った息子の命を奪おうとしたのか」と問われると、「周りの人たちの意見を受けた」と答えました。

 一方で「とても怖くて共犯者の男を止められなかった」と主張した上で「後悔していて、本当に申し訳ない」と遺族に謝罪しました。

静岡地裁浜松支部
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