【速報】観光バス横転死亡事故から2か月 運転手の男性を過失運転致死傷に罪名切り替え検察に書類送付 静岡県警
静岡県小山町の県道で観光バスが横転し29人が死傷した事故から13日で2か月です。事故について13日、静岡県警は運転手の男性を過失運転致死傷に罪名を切り替え検察に書類送付した、と発表しました。
10月13日小山町須走の県道で、観光バスが横転した事故では1人が死亡、28人が重軽傷を負いました。
警察によるとバスは、フットブレーキの使い過ぎでブレーキが利きにくくなる「フェード現象」が発生し、事故当時制限速度の3倍の時速90キロで、のり面に乗り上げ横転したとみられています。
一方、バスの運転手は警察の調べに対し「普段、道路を走るのと同じ感覚でフットブレーキを使いすぎてしまった」と話し容疑を認めています。
13日、静岡県警はこの事故について運転手の男性を過失運転致死の疑いで捜査していましたが、過失運転致死傷に罪名を切り替え地検沼津支部に書類送付した、と発表しました。
県警は被害者の診断書や運転手の男性への調書などから罪名を切り替えたとしています。
運転手の男性は過失運転致傷の疑いで地検沼津支部に送検されていましたが、先月2日付で処分保留で釈放していました。