園長自身も「園児の手の甲を叩く」…不適切保育が判明した認定こども園で説明会 浜松市
不適切な保育が判明した浜松市の認定こども園で17日夜、臨時の保護者説明会が開かれました。
17日夜、浜松市中区の認定こども園「れんげこども園」で臨時の保護者説明会が開かれ、理事長や園長が保育士の配置基準を満たしていなかったことや、保育士による園児への不適切行為について説明し、謝罪したということです。
「保育士の配置」に関しては、慢性的な保育士不足が数年続いていて、保育士が休みを取った際などに基準を下回ることがあったと説明。また、「不適切保育」については、園長自身が「他の園児の髪の毛をつかんでいた園児の手の甲を叩く」不適切な行為をしていたことなどが説明されたということです。
園長はこれらの責任を取り、5月末に退職する意向を示しているということです。
また、浜松市には複数の保育士から園長のパワハラに関する相談が寄せられていたことも新たにわかりました。
園の関係者:「園長によるパワハラがとても多くて、途中退職する職員もとても多かったです。態度や顔色を変えるだとか、それで精神的にまいってしまって」
市は園長に対し、口頭で注意したということです。