マッチングアプリで知り合った女性からネット通販ショップの経営を勧められ1700万円をだまし取られる【SNS型ロマンス詐欺】静岡・沼津市
静岡県沼津市に住む50代の男性がマッチングアプリで知り合った台湾国籍の女性とみられる人物から、ネット通販ショップの経営を勧められ、およそ1700万円をだまし取られました。
警察の調べによりますと、沼津市に住む会社員の50代の男性は4月下旬、マッチングアプリで台湾国籍の女性とみられる人物と知り合い、SNSで「経営しているネットショップを一緒に経営しないか」 などと勧められました。
男性はビデオ通話などで相手とやり取りを重ね、商品の購入代などとして個人名義や、実態不明の法人名義の合わせて20以上の口座に、25回にわたり合わせておよそ1700万円を振り込んだということです。
相手から共有された架空のサイト上では商品の仕入れや販売状況、収益状況が分かるようになっていて、売上が出ているように見えていました。
手持ちの金が少なくなった男性は、儲けた金を受け取ろうとしたところ、「さらにお金を入金してください」と言われ、その金を借りようと姉に相談したことで詐欺と指摘されました。
警察は「マッチングアプリを通じて知り合った者から副業や投資の勧誘があったときや 振込先の口座が個人名や外国人名義、毎回振込先が変わる場合は詐欺を疑ってほしい」と呼びかけています。
