36歳妹の遺体を2年間放置した疑いで逮捕の40歳男性は不起訴「事実認定に足る証拠がない」 静岡地検沼津支部
静岡県長泉町の自宅に、妹の遺体を2年以上放置したとして逮捕・送検された男性について、静岡地検沼津支部は不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは横浜市の40歳のタクシー運転手の男性です。男性は9月、当時36歳の妹の遺体を長泉町下土狩の自宅に放置したとして、死体遺棄の容疑で逮捕・送検されていました。妹はおととし2月までは生存が確認されていましたが、その後、病気で亡くなり、死後2年以上が経っていたとみられています。
男性は11日付で不起訴処分となりました。地検沼津支部は、不起訴の理由について「捜査を尽くしたが、事実を認定するに足る証拠がなかった」とコメントしています。