【速報】土砂崩れで林道防ぐ…孤立したロッジに宿泊者117人 静岡市

 静岡市葵区の山間部で25日、山ののり面が崩れ、林道がふさがれました。椹島ロッジに宿泊している117人が取り残されています。

 静岡市森林経営管理課によりますと、25日午前11時半ごろ、林道東俣線のパトロールをしていた業者が土が崩れているのを見つけ、市に報告しました。

 土が崩れた現場は、林道東俣線の起点(沼平ゲート)から8.3㎞付近で、林道上に約30立法メートルの土砂が堆積しているということです。また、現場から林道の終点側にある椹島ロッジには、一般登山者や工事関係者ら117人が宿泊していて、取り残されています。これまでのところ体調不良の人はいないということです。椹島ロッジは、電気、固定電話は使用可能で、約100人が1週間程度過ごせる水・食料が備蓄されています。

 26日午前5時ごろ、市の職員が現地を確認して、土を搬出できるかどうか確認する予定です。

提供 静岡市
提供 静岡市