心肺停止の大学生が偶然居合わせた東京消防庁職員の救命措置で意識回復 離岸流により沖に流され… 静岡・下田市

 3日午前、静岡市下田市の海岸で遊泳していた6人が、離岸流で沖に流されました。うち1人は一時心肺停止になったものの、偶然居合わせた東京消防庁の職員が応急措置をして、意識が回復しています。

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 午前10時半ごろ、下田市の白浜大浜沖で遊泳していた男子大学生6人が、離岸流により沖に流されました。このうち5人は自力で岸に戻ったものの、埼玉県草加市の19歳の学生が岸に戻れず、友人に救助されましたが、当初、心肺停止で意識がない状態でした。

 下田海上保安部によりますと、偶然居合わせた東京消防庁職員の男性が応急措置をして、男子学生は意識が戻るまで回復、ドクターヘリで救急搬送されました。大学生たちは岸から10mほどで泳いでいた、ということです。