マダニにかまれ感染…「日本紅斑熱」患者を確認 ことし17人目で過去最多を更新 静岡県
静岡県はマダニが媒介する「日本紅斑熱」の患者を新たに1人確認しました。患者は今年に入り17人となり、過去最多を更新しています。
県によりますと、日本紅斑熱の感染が確認されたのは、東部保健所管内在住の80代の男性です。男性は発熱の症状が現れ、7月25日に入院しましたが、現在は退院し快方に向かっているということです。発症前に草刈り作業をしていたことから、マダニにかまれて感染したとみられています。
県内の患者の数は今年に入り17人目と過去最多で、県は、発熱や発疹、食欲不振などの症状が現れたら、早めに医療機関を受診するよう呼び掛けています。また、草むらや畑に入る際は肌を露出しないようにするなどの対策も有効だということです。
