藤枝市の自宅に放火し全焼させたとして静岡市消防局の男を逮捕　非現住建物等放火の疑い

　非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、静岡市消防局島田消防署の消防士の男（26）で、去年12月2日正午ごろ、当時住んでいた藤枝市天王町の木造2階建ての自宅に放火し、およそ235平方メートルを全焼させた疑いが持たれています。

　警察によりますと、男は1人暮らしで出火当時、自宅に他に人はおらず、けが人はいませんでいた。

　現場の見分や付近の防犯カメラなどから男の関与が　浮上したということです。

　警察は男が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

　消防士の逮捕を受け、静岡市消防局の秋山義隆局長は「火災から市民の生命や財産を守るべき消防職員が逮捕されたことは誠に遺憾。厳正に対処します」とコメントしています。