静岡県は新たに2人がマダニが媒介する感染症への感染が確認されたと発表 感染者数は過去最多を更新
静岡県は、新たに2人がマダニが媒介する感染症への感染が確認されたと発表しました。感染者数は過去最多を更新しています。
県によりますと、重症熱性血小板減少症候群の感染が確認されたのは、賀茂保健所管内の80代の女性です。女性は9月10日に発熱し、その後意識がもうろうとしたため医療機関に救急搬送されました。マダニにかまれた自覚はなく、刺し口があったかは不明ですが検査の結果、18日に感染が判明しました。
また、日本紅斑熱に、神奈川県内の80代女性が感染していることが分かりました。女性は10日に発熱し、その後入院。14日には発疹の症状があり検査したところ、感染が判明しました。発症前の期間に農作業をしていたことから、マダニにかまれたことで感染したと推測されます。
女性は、現在も入院中ですが快方に向かっているということです。
いずれの感染症も今年に入って過去最多の感染者数を更新していて、県は、マダニにかまれないよう注意を呼び掛けています。