運転手立ち会わせて実況見分実施へ 操作ミスによるブレーキ異常など複数重なった可能性も…観光バス横転事故 静岡・小山町
静岡県小山町で観光バスが横転した事故から1週間。警察は来週にも運転手を現場に立ち会わせて実況見分を行う方針です。
13日、小山町須走の県道で観光バスが横転し、27人が死傷した事故から1週間。これまでの警察の調べで、ブレーキ周りの部品に変色があったことがわかり、フットブレーキの使いすぎでブレーキが利きにくくなる「フェード現象」が起きた可能性が高いとみられています。
一方、捜査関係者によりますと、ドライブレコーダーには、事故前に複数の警告音が鳴る様子が記録されていたことから、操作ミスによるブレーキの異常などが複数重なった可能性もあると見られています。
警察は、来週にも26歳の運転手を現場に立ち会わせて、実況見分を行う方針です。