「犯罪になるから口座凍結される前に…」 名義貸し頼まれた70代女性が1500万円をだまし取られる 静岡・磐田市

 静岡県磐田市で、70代の女性が「口座が凍結されるから指定した口座に預けた方がいい」などと言われ、現金およそ1500万円をだまし取られる特殊詐欺時がありました。
 

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「犯罪になるから口座凍結される前に…」 名義貸し頼まれた70代女性が1500万円をだまし取られる 静岡・磐田市

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 警察によりますと、10月初め、磐田市の70代の女性の自宅に、介護施設への入所を勧める会社の職員を名乗る人物から「別の人に入居する権利を渡すため、名義を貸してほしい」と電話があり、その後、金融庁を名乗る人物から「名義貸しは犯罪になる」「口座が凍結される前に預金を指定した口座に預けたほうがいい」などと電話がありました。

 女性はその後、弁護士を名乗る男に指定された口座に複数にわたって現金およそ1500万円を振り込み、だまし取られたということです。

 静岡県内では9月、同様の手口で湖西市の80代の女性が現金1270万円をだまし取られる詐欺事件があり、警察は関連を調べるとともに、「口座が凍結される前に、預金を指定した口座に預けた方がいい」という文言は詐欺だと注意を呼びかけています。